ここ数年、ちらほらネット記事や情報が拡散されている仮想通貨。
話には聞いた事がある。
という方も多いかと思います。具体的にどういったものか知らないという方でも単語としては聞いた事がありますよね?
それぐらい認知されつつあるのが仮想通貨です。
しかしながら、仮想通貨って実の所何なのか分からない。どういう仕組みなのか?株とは違うのか? 仮想の通貨って事はお金が架空の物なのか?
などなど。疑問に思う事も多いです。
そんな謎多き、仮想通貨について分かりやすくまとめてみました。
目次
●仮想通貨とは?
●仮想通貨はどうやって生まれた?
●仮想通貨の種類
●仮想通貨のメリットデメリット
●仮想通貨のやり方
●仮想通貨の税金事情
●仮想通貨の将来
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1仮想通貨とは?
仮想通貨(暗号通貨ともい言う)は、交換媒体の一種で、デジタル資産です。
はい。ここでまず一つ目の疑問。
デジタル?通貨なのに?
仮想通貨は字の如く、法定通貨のように等価交換で使うのではありません。
「りんご買うのにこちらが200円を支払ってりんごをもらう。」
こういう時の交換する物として通貨があります。
仮想通貨、暗号通貨は現物がないんです。あると表現するとしたら、それはデジタルの世界。データとして残っているという事なんです。
また、個々の取引や個人的に持っている仮想通貨のコインはコンピューター上のデータベースで台帳として保管され、強力な暗号でロックされてます。
その暗号により、個人の資産の保護を行っております。取引履歴などもしっかり守られています。
また、仮想通貨は監視役の方がいないので、各々の取引は世界中のコンピューターにバラバラになって保管しています(ブロックチェーン)
このブロックチェーンという構造が仮想通貨を支えている根幹です。
ブロックチェーンについてまた別の機会に記事書きたいと思います。
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2仮想通貨はどうやって生まれた?
では仮想通貨自体はいったいどこから現れて、今のようなサービスにまで発展していく事になったのか?その原点を探っていきましょう。
仮想通貨の始まりはある論文からすべてが始まりました。
その論文を提唱した人物が、サトシナカモトという人物になります。この方が仮想通貨の根本的な解釈をした方です。
このサトシナカモトという方がなぜにこのような論文を提出するに至ったのかというと、、、
法定通貨には中央銀行という中央管理者がおり、法定通貨を個人間でやり取りした際に手数料を取られてしまう。
このシステムをどうしたら中央銀行にお金を取れなくなるか?支払わなくてすむかを考えてできたものが仮想通貨です。
また、仮想通貨の一番最初にできたコインがビットコインである事は有名な話です。
仮想通貨=ビットコインみたいなものですね。このビットコインの誕生により、中央銀行の管理者が必要なくなり、手数料も発生する事なく取引が出来、
尚且つ海外送金などの色んな銀行を経由する必要がなくなるという画期的、革新的な通貨になりました。
しかし、一見完璧に思えるビットコインも欠点等はいくつか存在します。ビットコインをいい例にし、様々な用途に応えるべく、この後にたくさんの仮想通貨、暗号通貨が
世に出現します。
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3仮想通貨の種類
そんなビットコインの隙間を縫うようにビットコイン以外に実に多種多様な機能を備えた仮想通貨がございます。
ちなみに、ビットコイン以外のコインの事を「アルトコイン」と呼称しています。
すべて書くのは中々大変な作業になりますので、仮想通貨をやっている人ややっていた人が総じて認知しているコインをいくつか抜粋してご紹介致します。
参考
●イーサリアム
●リップル
●ネム
●IOST
●DOGE
●ステラルーメン
●ライトコイン
●ビットコインキャッシュ
●イーサリアムクラシック
etc
現在の仮想通貨のコインの銘柄数ですが、現在進行形ですと2021年8月の段階で実に2100種類以上の仮想通貨、コインが世に出回って取引されています。
これを聞いて多いのか少ないのかで言うと個人差がありますが、この中には詐欺コインという物も存在しています。
詐欺コインとは、ICOでお金の資金調達のために作られた実在しないコインです。
ポイント
ICOとは、「Initial Coin Offering」の略で、新しい仮想通貨を公開し、投資家に「よかったら新しい仮想通貨買いませんか?」と買ってもらう事
そのICOで詐欺コインをおすすめし、投資家に買ってもらう事で利益を得ようとしているコインです。こういった紛らわしいコインも多少ありますので、仮想通貨を始めて買う時などは
十分に下調べをしたり、知名度のあるものを買ったりするようにしてください。
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4仮想通貨のメリットデメリット
ここまで読んでも、いまいちピンときていない方も多いでしょう。もっと分かりやすく伝えるにはどうしたらいいか考えてみた結果。
仮想通貨のメリット、デメリットに関してもしっかり押さえていこうと思います。
仮想通貨のメリット
●送金の手間削減
●強固なセキュリティ
●手数料が安い
●将来的に個人同士の取引が活発化しコインの価格上昇に期待が高まる
仮想通貨 デメリット
●度々、問題が起きる(世界中のどこかで)
●世界情勢に流されやすい
●イーロンマスク
●投資ではなく投機色強め
●法定通貨でない為、国による取引禁止の恐れあり
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~仮想通貨のメリット 説明~
今後、ますます仮想通貨の需要が高まり、コインの種類も増え、サービスに関しても向上していきますし、アップデートも定期的にきている事。
それらを踏まえても今、この時期から始めても全然遅くないと思います。
まだ日本で仮想通貨の取引をやっている人って全体の10%強と言った所でしょうか。仮想通貨のCMもありますし、度々ネットニュースで取り上げられている事も多いです。
そんな話題性のある仮想通貨ですから、人口は確実に増えるでしょう。また、海外などにお金を送金する際などには第三者で銀行が入り、手数料を支払う必要がある為、
そのマイナス部分を計算に入れて取引する必要があります。仮想通貨、ブロックチェーンを使って送金する方が得なので、現金を仮想通貨に換えて保持する人も増えてます。
日本円で保持して銀行に預けておいた所で金利低すぎなので。。。 その点、上下はしますが仮想通貨の年利は平均すると5%くらいですので、同じ元本、条件なら
仮想通貨一択です。
また、株取引の場合は9時~15時までしか取引できませんが、仮想通貨の取引は24時間365日いつでも出来ます。
先ほども書きましたが、ブロックチェーンという技術により仮想通貨は成り立っております。ブロックチェーンについてはまた別の記事で初心者の方向けに書きます。
~仮想通貨 デメリット 説明~
逆にデメリットとは何なのか? 上記に箇条書きで書いた部分はもちろんですが、やはり仮想通貨で取引をしている方の多くは、自身の携帯電話で行っている人も多いでしょう。
しかし、長時間使えば充電がなくなり電源が切れたりすると当然ですが取引が出来ません。
仮想通貨は法定通貨ではない為、今後自分の資産形成をする際に現金を銀行に預けたりするのではなく、現金をコインに変えて持っていると法定通貨の通貨価値が下がるので、国として何等かの対処をしてくる可能性があります。
2021年5月、6月頃も一時ビットコインが700万位以上を記録した後すぐに大きく下がりました。
この時の下がった要因として、中国のビットコイン マイニング作業をすべて前面禁止、取引禁止にしました。 このように順調に価値が上がっている中で何かしらのマイナス負荷がかかり、価格が減少する事は内容の大小あれど、どこかのタイミングで起きると思っていた方がよいでしょう。
中国はマイニング企業があるほど盛んに仮想通貨へ参入してましたから民間企業は大打撃だったと思います。企業によっては活動拠点を海外に移して難を逃れている企業もある
との事。さらに大規模なマイニング作業をする事により発生する環境問題に直面していた部分も一つの要因であったでしょう。
また何かとお騒がせボーイことイーロンマスク氏による仮想通貨ツイートにみんな戦々恐々としております。
☚イーロンマスク氏
中々のイケメンw
イーロンマスク氏についてはまた別の記事でご紹介致します。
彼がツイートする内容によって仮想通貨の取引の値動きが敏感に反応するので、要注意人物なんです。
ビットコインが絶好調で1ビットコイン700万円という最高記録を達成したのもつかの間、イーロンマスクのはとある発言により、価格は一気に崩れました。
この好調も、イーロンマスクが「ビットコインでテスラ車を買う」というニュースがあった事もありビットコインの有用性を上げてくれたんです。仮想通貨で車を買うなんてすごい時代
じゃないですか?しかし、そのあと、イーロンマスクはこう発言するんです。
注意ポイント
「ビットコインはマイニング(採掘)にかかる電力を食いすぎる。環境に悪影響なシステムだ。だからビットコインでの決済を中止する」
このような発言をし、ビットコインの根幹について疑問を呈し、車は買わないとなりました。この根幹の問題は以前からも度々言われておりましたので、
正直、何を今さら感が否めないです。
しかし、事実環境に悪いので間違っ発言ではありませんし、仮想通貨のキーパーソンというべき人間ですので、彼の言動が本当に仮想通貨のチャートをコントロールしているのか
は定かではありませんが、今までの結果からいくと無視もできないのが現状です。事実、このコインが良いってTwitterでつぶやいた物が爆上がりしていましたし、(DOGEコイン=犬コイン)
今後の彼の発言には注目しておきたいところですね。
仮想通貨は株のように買ったり売ったりして元本からの差額により、利益が出るか損をするかのいわば丁半博打です。
株でようく使う傾向と対策も仮想通貨とは原理は似て非なるものなので、予測しても外れる事が多いです。
仮想通貨は株と異なり、思いがけず突如爆上がりしたり、爆下がりしたりしますので、長期での投資ではなく、短期での取引である「投機」であるともいえます。
また、短期での投機になれば、一か月に複数回取引したります。コインを買ったり売ったりしていると、スプレッドという所謂手数料を仮想通貨の通貨を取り扱っている
販売所、取引所に払わなくてはなりません。このスプレッドが日本の国内取引所は高めに設定されているので、よほど余裕でもない限りはむやみに買ったり売ったりは賢くないように
思います。これは財力が大いにある方の手法と言っても差し支えないでしょう。
海外の取引所はそのスプレッドが安く設定されておりますので、利用する日本人も多いですし、それらを使う彼らは口を揃えていうのは。。。
ココに注意
●日本は手数料が高い。
●扱うコインの数が日本とは比較にならない為、爆上がりコインが存在する可能性は高いです。
●投機色強め
では、実際に仮想通貨を始めるには何をどうしたらいいのかを簡単にご説明いたします。(※後日詳細な記事書きます。ここでは簡単に流れだけ※)
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5仮想通貨の始め方
流れ
●仮想通貨取引所で口座開設をする
●メールアドレス、電話番号などの個人情報を入力
●登録完了後、銀行等より仮想通貨取引所で実際に入金
●入金完了後、仮想通貨取引所で実際入金した金額と相違ないか?反映されているかの確認
●確認後、実際に取引
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6仮想通貨の税金事情
税金。。。日本で暮らす以上いたる所で支払っている恐ろしいお金です。。。仮想通貨もしっかり国の目が光っております。
どのタイミングで、どういう形で税金が発生するのか?そういった部分もまた別記事で詳細に書かせて頂きます。
当然ですが、多く稼げば稼ぐほど支払う額も多くなります。いつかの為にもしっかり学ぶ必要のある事ですので、おさえておきましょう。
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7仮想通貨の将来
サトシナカモトが基盤を作って生まれた仮想通貨そしてビットコインという物が世に生まれ、早10年。様々な事がありましたが、まだまだ発展途上ともいえる仮想通貨。
仮想通貨というワードの認知度はかなり広まりましたが、実際にどういった仕組みの物なのか?実際に取引している人が何人いるのか?
ここまでのレベルになるとやはりまだまだ仮想通貨でコインを所持している人が日本人で全体的に見ても10%ほどしかいないような現状だと思います。
なので、ここからさらに10年が仮想通貨をより大きくするでしょう。 目先の5年、つまり2025年でも為替予想によれば、、、
あくまで参考
ビットコイン 1500~1900万
イーサリアム 50万前後
と、どちらも2021年8月でみて増加傾向に予想されています。あくまで予想でしかありませんので、参考になるかならないかは分かりません。しかしながら仮想通貨に興味を持って
いる方の多くが同じように増加するとみています。半減期などで一時的な下落などはあるでしょうし、世界情勢の情報も逐一チェックする必要があります。情報が命ですので、鮮度の
高い情報を仕入れて、今後起こりうる現象にしっかり対応していきましょう。 投資は長期的な目線で行うものですが、値幅の大きい仮想通貨は投機的にも上手くすれば利益を出せます
ので、頑張って勉強してプラスになるようにしてください^^